ポスティングはただ郵便ポストに商業チラシを投函すればいいというものではありません。
例えば全く違う種類のチラシを一度に、一つの郵便ポストに投函する場合、どのようにすればよいでしょうか?
配布方法や配布種別を知ることは、沖縄県内で効率よくポスティングするための第一歩です。
ここでは基本的なポスティングの配布方法や配布種別、注意点などをまとめてみました。
目次
ポスティングの代表的な配布方法とは?
ポスティングでは主に3つの配布方法、具体的には指定配布・軒並み配布・ランダム配布が取られます。
指定配布
配布MAPが雇用主から支給される場合、MAP毎にマーキングされるなどポスティング先が指定されている場合が該当します。
インターネット回線や不動産のチラシポスティングが代表的です。
販売促進上必要な物件への配布となりますので、自分勝手にポスティング先を増やしたりすると後日、思わぬトラブルに発展することもあります。
許可がない限り、自分勝手な投函はやめましょう。
軒並み配布
配布MAPで指定されたエリア(通常は〇丁目〇番地をマーカーなどで囲んでいます)にある全ての物件に周知性の高いポスティングを行います。
この配布方法の利点は、たとえ投函禁止で配布できない物件がいくつかあっても、後に続く他の物件で配布そのものをカバーできる所です。
ピザ・寿司・宅配メニューやスーパーなど、日常生活に密着した食品・小売りチラシのポスティングが代表的です。
ランダム配布
配布先については雇用主が配布員の裁量に任せる形で、配布MAP上の戸建て住宅・集合住宅・法人商店の別なく一斉にポスティングを行います。
単独ではなく、それぞれ担当区域が決められた複数の配布員で同時に行うケースもあります。1回のポスティングでエリアが広範囲に及ぶため、チームワーク重視のポスティングと言えるでしょう。
ただし他の配布員が投函した郵便ポストに同じチラシを二度入れしないよう、気をつけて!クレームになりやすいですからね。
ポスティングの配布種別について
ポスティングするチラシの組み合わせから見た配布種別は主に3つあります。
チラシの枚数順に単配・併配・重配です。
単配
1広告主が出すチラシを1枚ずつ郵便ポストに投函します。
チラシの大きさで若干やりやすさは変わってきますが、配布方法としては一番オーソドックスで簡単です。
でも単配の指示なのにわざと2枚以上重ねて投函し、配布枚数を稼ぐようなインチキは絶対にしないでくださいね。
発覚したら即解雇・契約解除、最悪損害賠償の対象になりかねません。
併配
別々の広告主が出すチラシを1枚ずつ、同時に計2枚を郵便ポストに投函します。
チラシの大きさや紙質は統一されていませんので、初心者にとって併配は煩わしさを覚えるでしょう。
集合住宅配布に限った話ですが、慣れるコツは扱いやすい方のチラシを入口に近い郵便ポストの左端一番上から先に投函し、右端一番下まで全て投函し終えたら今度はもう一方の扱いにくいチラシを右端一番上から戻るように投函していくことです。
プロがよくやるチラシの同時入れは併配が苦にならず、配布スピードが上がってからの話です。
重配
別々の広告主(3社以上)が出すチラシを1枚ずつ、同時に計3枚以上を郵便ポストに投函します。
慣れ方としては併配の逆で右端→左端→右端の順になります。
最も面倒で難しいポスティングですが、まずは併配とほぼ同じペースを目指しましょう。
自由気ままに見えて、意外と決まりごとが多いポスティングの世界。
ルールをしっかり守って楽しく、沖縄県那覇市でのポスティングライフを満喫してくださいね!